バージョン 10.3.2 以降の VMware Cloud Director では、NSX によってバッキングされている組織 VDC ネットワークの非分散ルーティングがサポートされています。
非分散ルーティング機能を使用してファイアウォール ルールを作成し、同じ NSX Edge Gateway に接続されている組織 VDC ネットワーク間の East-West トラフィックを隔離できます。
非分散接続を使用すると、最大 9 つの組織 VDC ネットワークを 1 つの NSX Edge Gateway に接続できます。
非分散ルーティングの利用手順
①Edge Gatewayにて非分散ルーティングを許可
編集から、許可に変更し保存
②セグメント作成
非分散ルーティングがOFFであるセグメントを作成する
または、既存セグメントの編集から、分散ルーティングをOFFに変更し保存する
③確認
VCDからの確認
NSXからの確認
Tier1ゲートウェイにおける、サービスインターフェイスを確認
非分散ルーティングではないセグメントは、リンクされたセグメントから確認可能
④その他
上限である9セグメントを超えて非分散ルーティングセグメントを作成しようとした場合の挙動
作成時エラー
編集時エラー
