vCPU 速度やメモリリソースの確保などは、組織VDCのデフォルト指定やVMサイジングポリシーにて指定ができる。
組織VDCによる設定
以下のようにプロバイダーにおける組織VDCから設定可能
VM作成時の設定
上記の設定にてVMを作成すると、以下のように設定される。
VM1： CPU 1コア、Mem 1GB
メモリリソースの確保
1GB(1024MB) * 20% = 204MBが設定される
vCPU 速度
1コア * 1GHz = 1GHzが設定される
vcloud=# select name,vcpu_speed_mhz from vapp_vm; name | vcpu_speed_mhz ------+---------------- vm01 | 1000
デフォルト設定変更時の挙動
vCPUスピードを1GHzから2GHzへ変更
新規にVM1と同様のVMを作成
VM2： CPU 1コア、Mem 1GB
vCPU 速度
vcloud=# select name,vcpu_speed_mhz from vapp_vm; name | vcpu_speed_mhz ------+---------------- vm02 | 2000 vm01 | 1000
デフォルト設定が反映された各VMの設定は、デフォルト設定を変更しても影響を受けないことが確認できる
新規に作成されるVMにのみ影響がある
vCPUサイジングポリシーを変更する方法
1.vCPUスピードが2GHzであるサイジングポリシーを作成
2.組織VDCにサイジングポリシーを追加
3.VM1にサイジングポリシーを付与
4.変更の確認
vcloud=# select name,vcpu_speed_mhz from vapp_vm; name | vcpu_speed_mhz ------+---------------- vm02 | 2000 vm01 | 2000
