VCDAを利用しない場合、vAppは同一組織内の組織VDC間のみ移動できる。
VCDAを利用すると、組織間の移行が可能となる。
例:組織①(ORG01)から組織②(ORG20)への移行
組織間の移行を実施するために必要な構成が、テナントユーザーとプロバイダーユーザーでは異なる。
プロバイダーユーザーの場合、VCDに対して1つのVCDAをデプロイするのみでよい。
しかしテナントユーザーの場合、VCDに対して1つのVCDAをデプロイするのみだと、同一組織内での移行しかできない。
テナントユーザーでも組織間の移行を実現するためには、VCDに対して2つのVCDAをデプロイし、ペアリングする必要がある。